ゴルガリの人(真面目)

ゴルガリの魔除けがつよい。

ゴルガリの魔除けをうまく使いたい。ゴルガリの魔除けをメインから採用することはどうなのかな？

黒単t緑の一般的な構成はこんな感じでしょう。
4群れネズミ
4生命散らしのゾンビ＞夜帳の死霊
4冒涜の悪魔
4アスフォデルの灰色商人
4思考囲い
4地下世界の人脈
4英雄の破滅
3突然の衰微
3肉貪り
1見えざる者、ヴラスカ
土地25

このうち、肉貪りの枠が胆汁病と散らされていることはあるけれど、だいたいこんな感じかと。マッチングしたらこれを想定します。

さて、t緑の意義は突然の衰微とヴラスカです。これら両者は(ほぼ)万能のパーマネント除去で、黒単が触れなかったエンチャントを標的とします。ってか宝球。
そう、主にエンチャントで、ついでにいくらかのクリーチャー除去にも。アーティファクトはあまり出されないか、出ても同時にエンチャントがほとんどですから。

で、ここでエンチャントが標的ならばゴルチャでいいんじゃねという議論が生じます、よね？

衰微の主な的を挙げてみましょう。メタゲームに存在し、衰微で除去したくて、ゴルチャでは除去しにくいものを。

･チャンドラのフェニックス
･灰の盲信者(最近見ない)
･ボロスの反攻者
･夜帳の死霊
･ドムリ･ラーデ
･管区の隊長
･オレスコスの王、ブリマーズ
･凱旋の間
･群れネズミ
･不死の霊薬
･漁る軟泥
･生命散らしのゾンビ(モード次第で死ぬ)

これくらいでしょうか？ ３マナスペルとはいえ、英雄の破滅でカバーできる範囲がほとんどではあります。つまり、衰微は宝球も割れる、軽くて打ち消されない追加のダウンフォールということなのでしょうか？ こう書くと非常に強く聞こえますね。

反対に、ゴルチャの特徴を考えますと、
･-1修整モードでトークン戦略に強くなる（白の1/1兵士、波使いの2/1エレメンタルなど)
･再生による除去耐性の付与
×クリーチャーにほとんど触れない
×打ち消される

ゴルチャの利点は青白コンに対して特に有効に働きます。黒信心が青白コンに勝つには対応策を抜いてからのネズミゲーか、ゾンビが止まらないか、人脈によるアド勝ちでしょうが、基本的には評決宝球ペス啓示と揃ったコントロールには不利がつく、はずです。そこを改善できるなら、メインにゴルチャを搭載する価値は十分にあると考えます。何よりすべてのモードが使えるというのが素晴らしい！ 打ち消されうるといっても、カウンター構えながら評決撃たれることは稀でしょうし。

そうなると次の問題は苦手なバーン相手にほとんど役に立たないことですかね。といってもここは衰微と対して変わらず、大歓楽の幻霊や岩への繋ぎ止め、払拭の光を割るお仕事に加え、灼熱の血の本体ダメージを再生で防いでドヤ顔できる可能性までありまして、こちらのほうが有効…かもしれません。
次に苦手なのは白ウィ二ーですが、こちらは相性改善は難しいかもです。でも、万神殿や兵士トークンなどの小粒を一掃できるなら1:1交換の除去でも捌ける可能性があり、ブリマーズさえなんとかできるなら改善できるかも、とは思います。



以上、思ったことを書いてみました。とりあえずは試してみようとは思います。また、反論や意見がありましたら是非教えてください。特に、「試してみたけど駄目だった」という感想をお持ちの方がおられましたら、是非教えてください。