眠れない。悔しくて眠れない。
下手だから、練習が足りないからとかいろいろと言い訳はできるけれど、それじゃ先に進めない。
思考整理するために、自己分析のために、考えたことを記録していかないと。
今夜は思考がまとまらないから、断片的に書き散らす。


・デッキの選択

青単信心を使用。使用の動機は「扇動者レッドとジャンドPWに“強そう”だから」
これ、あまりにもいい加減な理由ですよね? 真剣に考えたとは思えない。

この選択の裏には「黒単系とか青白系はキツいけれど、赤とPWの関係で少ない“だろう”」というロジックもあります。一見そのとおりに聞こえますね。実際そうだと思っていました。

さて、ここで私はプレイテストを行い、相性を確認しました。
結果、「青は赤とジャンドに強い」ということはほぼ合っているという認識となりました。
見落としは、ここで扇動者レッドVS黒単or青白の相性を確認しなかったことです。
「やるまでもない」とでもいうつもりなら、それは傲慢以外の何物でもない。
赤単に勝てる黒単/青白の模索すらせずに? 青白は有利のつく相手が多いと私は考えていたのだから、他への有利を保ちつつ不利もカバーできる青白を模索してもよかったはずなのに。

何より、青白と黒単の調整・検討は私の役割だったはずなのに。


・練習/調整のやり方、そしてチームということの意味

私はGP静岡に青白コントロールで参加。二日目に残れないほどの結果でしたが。
それからもGPTなどでは青白を多くプレイしました。今季で最も使い込んだデッキは青白コントロールでしょう。そして次点は黒単信心です。M15からはオルゾフコンに移行しましたが、黒単系の経験は2番目に多かったはずです(3番目は緑信心)

今回持ち込んだ青単信心は参加を決めてから練習したもの。経験はほとんどなかったですが、慣れないデッキでも勝てると判断して用いることは肯定されるはずです。

問題は、今のメタに対して、自分が慣れている2種のデッキを試そうとすらしなかったことです。

“チーム”ではありませんが、南信の遠征仲間はプレイテストを行っていますので、“チームのようなもの”とでもいうべき集団だと思っています。
そうなればチーム内では意見の交換、共有は必須。それぞれ認識が違うから、その認識を提示し、議論し、時に対立してでも前へと進もうとするものです。
チーム内ではその議題に詳しい人の意見は求められるものであり、積極的に発信するものです。そして私は今回のチーム(4人組)の中では最も青白/黒単を使い込んでいたはず。だから、私がこの2種のデッキに関する議論を立ち上げ、議題を設け、意見を出し、確認のためのプレイを主導し、認識を共有するように動かなければならなかった。私はそれを放棄していました。試そうとすらしなかったのです。

「不利と分かっていて調整・検討するのは時間の無駄」でしょうか?
試しすらせずになぜ「不利」だとわかるのです? 試した人の意見でも、納得がいかないなら反論すればよかったのでは? 反論の結果口論になりさらに時間を無駄にする? それでも仲間に頭を下げて、プレイテストをさせてもらえばよかった。そして、対策を搭載してどうなるかも頭を下げて試させてもらうべきだった。ならばこんなふうに「もしこれを試していたらどうだっただろうか」という考えでぐるぐると悩むこともなかったでしょう。納得のいく選択をしないのは、真摯な態度とは言えません。


・メタゲームの迷路

最大勢力は移り変わる。Aに強いBが台頭すればBに強いCが出てくるのは当然。
だが、大規模な大会の最大勢力が何%いるものか。毎回それらに当たるはずがない。まして最大勢力は対策されていて、上位卓に残りにくいということも考えられる。こういったことをふまえて、それでも選択するべきデッキは何なのか。

有利な相手の多いデッキ、私はそう考えます。

メタデッキリストとして、扇動者レッドから緑単まで、考えられるデッキをリストアップすることはしていました。それでも面倒がってその先の相性表の作成までは行っていませんでした。きっと相性表を作ったなら、メタデッキの中で有力なのはセレズニア、次点で青白と結論づけたのではないかと思います。青単は有利は多いものの、絶望的な相性のデッキが存在すると、わかっていたはずです。青白だってそう、絶望的な相性のデッキはあるけれど、そこを改善できるかもしれない案はあったのだから……あるいは……

私が考えるこの環境最強のカードは《至高の評決》です。
そう考えるんなら選択肢はひとつだった。なんで、なんでこんな後悔の残る選択をしたのか。



眠れない。悔しくて眠れない。
だから明日のために、夢を見る準備をしましょう。

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